支援者支援

TCBTカウンセリングオフィスでは、臨床現場で支援にあたる専門職を対象に、卒後教育としての研修およびスーパービジョン(SV)を実施しています。心理職以外の方は、臨床心理学的な人間理解や対話方法を学ぶ機会が、養成過程においてあまりなかったという声をよく聞きます。また、臨床心理士、公認心理師の方は、現場に出てからの臨床上の疑問、心理士としての立場、他職種連携に葛藤を感じている方が少なくありません。TCBTでは支援者支援として、臨床上の課題、支援者としての成長という課題に対して、継続的に検討できる場を構築したいと考えています。

対象

以下の条件を満たす方を対象としています:

  • 医療・福祉・教育・相談機関などで支援業務に従事している方
  • 守秘義務を有する立場にある方(またはそれに準ずる倫理的配慮が可能な方)
  • カウンセリング的対話、および心理学的理解を実践的に深めたい方
  • 臨床心理士・公認心理師の方※も参加可能です
  • ※卒後3〜5年程度の方を主な対象としています

困難事例対応研修

カウンセリング的対話の基礎から、心理学的な人間理解までを体系的に扱います(第1・第3水曜日)。

主なテーマ:

  • 対話の構造と関係形成
  • パーソナリティ理解(特性・パターンの把握)
  • 発達障害の臨床的理解と支援
  • 精神疾患の基礎と対人関係への影響
  • ケース理解の枠組みと支援方針の整理

単なる知識提供ではなく、実際の臨床場面に即した応用を重視し、支援の中でどのように活用するかを検討していきます。

  • 頻度:隔週水曜日(第1・第3週)
  • 時間:20:00〜21:30(90分)
  • 定員:なし
  • 形式:Zoom
  • 費用:5,000円

グループスーパービジョン

実際のケースをもとに、見立てと関わり方を検討します(第2・第4水曜日)

  • 頻度:隔週水曜日(第2・第4週)
  • 時間:20:00〜21:30(90分)
  • 定員:6名
  • 形式:Zoom
  • 費用:16,000円(月2回)

参加にあたっては、詳細な資料の準備は不要ですが、事例について簡単な文章(背景・主訴・関わりの経過など)をご用意いただきます。グループ形式のため、複数の視点からケースを捉え直すことが可能であり、一つの見立てに固定されない柔軟な理解を目指します。

交流コミュニティ(Slack)

研修・SVの内容を日常の実践に接続するため、継続的な交流の場を設けています。

  • 形式:Slack
  • 頻度:週1回(話題提供あり)
  • 内容:ケース理解・支援の工夫・多職種間の情報共有
  • 費用:月額1,000円

毎週、テーマに基づいた話題提供を行い、

参加者間での検討や視点の共有を通じて、理解の定着と応用を促進します。