集団療法(強迫症)

一人で解決することの限界

TCBTカウンセリングオフィスでは、強迫症のご相談を多くお受けしていますが、「一人で考えていると、同じところを回ってしまう」という悩みを話される方は少なくありません。

  • 自分を変えたい、必要な方法も理解してきた。
  • それでも、いざ行動しようとすると、不安や迷いが強くなり、一歩が踏み出せない。

このような葛藤を抱えている方のために、同じテーマに取り組む方とともに考える場として、グループ療法を実施しています。

このグループで起こりうる変化

  • 不安があっても、行動を止めずにいられる時間が少しずつ増える
  • 強迫行動や回避行動に気づき、距離を取れるようになる
  • 「考えすぎて動けない状態」から、「迷いながらも動ける状態」へ変化する
  • 他者との関係で起きているパターンに気づき、対応の選択肢が増える
  • 自分の感じ方や考え方を、少し柔軟に捉えられるようになる

※変化の程度やスピードには個人差があります

  • 強迫行動や回避のパターンを、実際の生活の中で少しずつ変えていく心の状態を目指します
  • 他の参加者の取り組みを参考にしながら進めていきます
  • 途中参加・途中終了が可能です

強迫行為や儀式はやめたいと思っていても、実際には不安が強くなり、なかなか行動に移せないことがあります。その状態が続くと、「自分は変われないのではないか」という無力感や、自己嫌悪が生じることも少なくありません。一方で、試行錯誤を重ねていくと、

  • 思っていたほど苦痛ではなかった
  • 儀式をしなくても乗り越えられた

といった体験が少しずつ積み重なっていきます。

このグループでは、

  • 強迫行動を減らすことに伴う不安を、他の参加者と共有する
  • 実際に試した工夫や失敗、成功のプロセスを具体的に言語化する
  • 「できなかったこと」だけでなく、「少しできたこと」にも注目する
  • 第1、3土曜日に実施します

といったやり取りを通して、現実的な変化を積み重ねていきます。

■ 実施形式

  • 頻度:隔週土曜日(2週間に1回)
  • 第1、3土曜日に実施します
  • 時間:午前10時15分ー11時45分(90分)
  • 回数:全8回(約4か月)
  • 必要に応じて延長あり(最大12回)
  • 定員:6名(3月27日現在、参加希望者は0人です)
  • 参加者が4名集まった段階で開始します
  • 2026年5月開始予定
  • Zoom(オンライン)で実施します

■ 参加までの流れ

  1. 個別面接(インテーク)
  2. グループの説明と適用の確認
  3. 参加開始

■ 料金

  • グループ療法:7,000円 / 回
  • 事前面接:8,000円
  • TCBTでカウンセリングを受けている方は、事前面接は不要です

■ 注意事項

  • 参加者への誹謗中傷や、特定の治療法を強く勧める言動はご遠慮ください
  • グループ内で共有された内容は、参加者以外に開示しないようお願いいたします
  • 以下に該当する場合、参加の保留、中断をお願いすることがありまうs
    • 強い希死念慮がある
    • 個別対応が優先される状態
    • 対人刺激が過度に負担になる段階

■ よくある懸念

人前で話すのが不安です

無理に発言を求めることはありません。ただし、グループの一員として関わる姿勢は大切にしています。

他の人と比較して落ち込みそうです

比較が生じることは自然なことです。互いの違いを理解し、それぞれのペースを大切にすることも、このグループの重要なテーマの一つです。

本当に効果がありますか?

効果には個人差があります。ただし、対人状況の中でしか変化しにくい課題があることも事実です。