強迫性障害

強迫性障害

強迫症と親子関係

強迫症は、洗浄、確認、しっくり感の追求、縁起、不吉さの排除が過剰になり、生活に支障を来たしている状態をいいます。症状が悪化すると、安心やしっくり感を得るのに大変な時間を要するようになります。お子さんが強迫症を発症すると、家族にも強迫行為を...
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【強迫症】治療のモチベーション

治療に訪れる方から、「強迫症は完治するのか?」という質問をよくいただく。回復の幅は人それぞれではあるのだが、当事者、家族にとっては、曖昧な答え方に他ならないだろう。一つ言えることは、完治というレベルの回復を追求すると、回復しにくいというこ...
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【強迫症】受診のタイミング

強迫症と言える状態になっても、必要な支援に辿り着かないことが多い。時間の経過と共に、確認や洗浄(形はさまざまでこの限りではない)は長時間化、複雑化する。それに従い、家族との衝突や日常生活への支障が増え、意を決して支援を求める人もいる。発症...
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洗浄強迫の治し方

洗浄強迫とは、手洗い、入浴、清掃、消毒などが過剰となり、生活に支障をきたす状態を言う。メディア等で紹介されるのは洗浄強迫であることが多いが、症状が実際に目で見えるという特性によるものかもしれない。ただ、汚れの有無を心的に確認する人もいるこ...
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児童思春期の強迫症 Q&A

強迫症は、思春期の発症が多く、本人よりも家族からの問い合わせが多い。よくある質問のいくつかをここで紹介してみたいと思う。 強迫行為(儀式、確認、洗浄など)はやめさせた方がいいですか? 家族が合わせている部分、(強迫行為を手伝う...
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確認強迫の治し方

確認強迫とは、戸締り、火の元、所持品、汚れなどを、必要以上に確認することが頻回になり、生活が障害される状態を言う。確認が長くなると、外出できない、作業が進まないなどの問題が生じるだけでなく、本人も非常に疲弊することになる、家族を確認に付き...
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縁起強迫の治し方

縁起強迫とは、不吉な数字、言葉などを見聞きしたり、思い浮かぶことを恐る強迫症だ。多くの場合、不吉さとは、死や不幸を連想させるもので、感覚的に何かをせずにはいられない。自分に不幸が及ぶと考える人もいれば、家族(配偶者、子供)が不慮の事故に遭...
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強迫的配慮(加害強迫)

今回は、強迫的配慮(加害強迫)が起こる理由について、日々の臨床から思いつくことを書き記してみたい。誰かを傷つけてしまった、とんでもない迷惑をかけてしまったと気に悩んだ経験はないだろうか?責任感が強いとも言えるが、過剰になると、生活に支障を...
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